古くて新しい病気、結核
結核は、わが国においては、かつて死亡原因第一位の病気で“国民病”と呼ばれる時代もありましたが、抗結核薬の開発、生活水準の向上、結核対策の徹底により急減しました。
しかし、多剤耐性結核の出現、結核集団感染等のため、結核の減少は鈍化し、厚生省(現厚生労働省)は1999年7月26日に結核緊急事態宣言を発表しました。
現在も、日本は欧米先進国に比べてまだまだ羅患率の高い結核。私たち沢井製薬は、結核を撲滅させるため、積極的な活動を行っています。
迅速結核診断薬の開発
土壌菌の抗ガン剤研究に端を発したミコール酸の研究(※)は、迅速結核診断薬として花開くことができ、協和メデックスへライセンスを導出しました。その後、「デタミナーTBGL抗体」として製品化されました。(平成12年4月発売)
| ※ | 結核菌が有する免疫増強作用に着目し、結核菌に類縁の非定型抗酸菌から cord factor に類似した新規物質の抽出に成功し、その細胞性免疫増強機構についても解明しました。また、結核患者血清中に存在する特異的な抗体についても解明をすすめ、結核診断薬として開発に成功しました。 |
沢井製薬の結核対策啓蒙ビデオ
沢井製薬は、この結核対策の重要性を保健医療関係者だけでなく、患者さんやそのご家族にも理解してもらうため、結核対策啓蒙ビデオを制作しました。分かりやすく親しみやすいアニメーションによって、結核問題をより身近に感じていただけるかと思います。
結核の治療においては、薬の服用を途中で止めることなく最後まで飲み続けることが非常に大切です。そのことを、アニメを使って分かりやすく説明したビデオが「結核になった二人」です。
また、WHO(世界保健機関)で、結核の標準的な治療方式として提唱されているDOTSの啓蒙ビデオとして「世界にまん延する結核 制圧の鍵-DOTS-」を制作しました。
DOTSとは、Directly Observed Treatment, Short cource の略で、直接監視下での短期化学療法を意味します。薬剤耐性結核の発生を防ぐためには、十分に強い薬を複数組み合わせて治療します。その際、薬をきちんと決められた用法・用量で服用することが重要です。服用がきちんとなされなければ、薬剤耐性結核となり治療が更に困難となります。これを防ぐために、薬の服用を患者に任せるのではなく第三者の監督の下服用させるというわけです。現在、DOTSは結核治療に大きな成果をあげています。
いずれのビデオも、日本語の他、英語、タイ語、アラビア語、インドネシア語等、各国語版を制作し、WHOを通じて発展途上国へも配布いたしました。
この結核予防啓発ビデオ2作品「結核になった二人」「世界にまん延する結核制圧の鍵−DOTS−」とエイズ予防啓発ビデオ「STOP HIV/AIDS―エイズストップのために・・・」を1枚のDVDにまとめ、希望される医療関係者へ配布させていただきます。(日本語版のみ)
| このムービーを再生するには、無償配布されているReal PlayerまたはWindows Media Playerが必要です。 お持ちでない方はバナーまたはリンクからダウンロードサイトへお進みください。 |
| ※ | 電話回線・ISDNなどのナローバンド環境の方は「52K」、ADSLや光回線などのブロードバンド環境の方は「300K」でご覧ください。 |
| ※ | データ容量の都合上、動画再生に少し時間がかかる場合がございますが、ご了承ください。 |
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監修:結核予防会結核研究所所長 島尾忠男 協力:(財)結核予防会 推薦:厚生労働省 企画:沢井製薬株式会社 |
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| 監修:結核予防会会長 島尾忠男 協力:(財)結核予防会 推薦:厚生労働省、(社)日本看護協会 企画:沢井製薬株式会社 |
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「世界に蔓延する結核 制圧の鍵−DOTS−」の寄付により、(財)結核予防会並びに、WHOより感謝状をいただきました。また、1999年4月の医学会総会における国際メディアフォーラム'99主催医療教育メディア国際グランプリでは厚生大臣賞を受賞しました。






