立川らく朝の健康サプリ
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第8回今、お話し中
我々落語家にとって一番困るのが、落語会の真っ最中に客席で携帯電話が鳴ること。またよくあるんだ、こういうことって。
この前もそう、人情噺の終盤、一番の聞かせどころだというのに客席で携帯の着メロが鳴りだした。そのメロディーがなんと、「蛍の光」。観客がいそいそと帰り支度を始めちゃう。
「あの、落語まだ終わってないんですけど」
なんて、間抜けなことを言...
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第7回2分間待つのだよ
以前、冬場の繁華街を歩いていました。周りには飲み屋さんがいっぱい。ひょいと路地の奥を覗いたら、そこは居酒屋の勝手口。軽トラが止まって、大量のカキを店の中に運び込んでいるじゃありませんか。おもわず店員さんに、
「随分カキを仕入れるんですねえ」。
と言ったら、
「だって今が、かき入れ時ですから」。カキもいいけど、怖いのが食中毒ですね。冬場の食中毒と...
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第6回亭主と犬とどっちがいい?
ペットブームと言われて久しいですね。それだけ殺伐とした世の中なのかもしれません。最近ではロボットの犬まで人気だってんですから、驚いたものです。
あるコンピューター会社の社長さん、社員が全員、1日中パソコンを睨んでる。そのせいかオフィスの人間関係も宜しくない。
「なんか雰囲気悪いなあ、この会社。よし、じゃあ社内でペットを飼おう。そうすればみんな癒やされるだろう」...
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第5回「 病は気から」は本当?
よく「心臓に毛がはえている」なんて言います。何があっても動じない、強心臓の人のことを表した言葉なんでしょうが、悪口として使われることも結構ありますよね。それでもやっぱり心臓は強くありたいものです。
そしてもう一つ、心臓の強い人の共通点は、「なんとかなるさ」という楽観的な心の持ち主であること。じつは驚くべきことに、楽観的な人たちって本当に心臓が強いんです。いやべつに心臓に毛がは...
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第4回酒豪になるのは命がけ
それにしても最近、女性がよく飲むようになりました。居酒屋へ行くと女性のグループがガンガン飲んでる。なかには酒豪の女性も結構いて、自慢じゃないけど、さしで飲んで飲み負けた女性が過去3人いました。
私はべつに酒が強い方じゃないけど、若い頃はよく飲みました。そのピークの時でさえ、同じペースでついて行けなかった女性が結構いたんです。とにかく相手が猪口を空けるペースに追いついていけない...
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