立川らく朝の健康サプリ

第1回

ストレスにはふて寝

職場にストレスは付きものです。ストレスのない職場なんて有り得ないでしょ。この前講演でこんなこと喋ったら、ある人が「いや、俺、ストレスなんかないよ。職場のストレスなんて、ぜーんぜん無いもん」とおっしゃる。でもこういうこと言う人に限って、その周りに居る人は全員ストレスを感じてるんですね。世の中ってそんなもんですよ。

職場でずっとストレスを感じてるだなんて、何となく体に悪そう、そう思うビジネスマンの方も多いことでしょう。でも「何となく」どころじゃないんです。それだけで明らかに糖尿病のリスクが高まるんです。これはちょっと気になりますよ。

ミュンヘンといえば、ドイツでも有数のビジネス都市。そこで働く5000人以上の労働者を13年間にわたり追跡調査した結果、職場での仕事で強いプレッシャーを感じている人は、あまりプレッシャーを感じていない人に比べて、2型糖尿病(肥満によって発症する最も多い糖尿病)の発症リスクが45%も高かったのだそうです。ストレスがいかに糖尿病を増やすかが分かります。

さらに女性はよりご用心。カナダのオンタリオ州でも同じような追跡調査をしたのですが、仕事がうまくいっている人とそうでない人で糖尿病の発症率を比べてみたんです。そうしたら男性では明らかな差はなかったのですが、もっとも仕事がうまくいっていない女性の場合、仕事がうまくいっている女性に比べて、糖尿病を発症した割合が2倍以上だったんですって。

「女性はストレスがあると、すぐスイーツに走るからなあ」って、いえそんなに単純な話でもないんです。

これは女性に限らないのですが、ストレスによって様々なホルモンが過剰に分泌され、血糖値を上げてしまうんですね。たとえばアドレナリン。これは副腎という臓器から分泌されるホルモンですが、ストレスを感じると分泌が高まり、血圧を上げたりすると同時に、血糖値も上昇させてしまうんです。

こうなると、ストレスを感じたら、なるべく血糖値を上げないように工夫した方が良いということになります。そうねえ、ストレス解消にはカロリーを消費するスポーツが理想的ということになりますね。食べたり飲んだりしないで、汗をかく。すると血糖値も下がるというわけ。

でもさ、ものぐさ族にはちょっとねえ。そこでもう一つ有効な方法があります。それは「ふて寝」。ものぐさには「ふて寝」が一番。
だって、ふて寝だったらヤケ食いと違って、どんなにやってもカロリーは摂らずにすむし、睡眠不足も解消!

さ、今日もふて寝だ、ふて寝だ・・・誰です、仕事中パソコン見る振りして寝てんのは。