おばあちゃんの知恵袋

芯から温まる入浴法

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昔から「冷えは万病のもと」といわれています。一方、体を温めると血液の流れがよくなって免疫力が上がり、病気の予防や改善につながることがわかっています。
おばあちゃんたちが昔から実践している、芯から温まる入浴法を参考にして、体をポカポカ温めましょう。疲労回復効果や熟睡効果もあるので、風邪知らずの冬を過ごせます。

半身浴+腹式呼吸でポカポカ

冷え性改善には、38℃程度のぬるいお湯に、みぞおちのところまでつかる半身浴がおすすめです。より温まるには、半身浴をしながら5分間ほど腹式呼吸を行いましょう。「強めに吸って、静かに吐く」を約50回繰り返します。のぼせやすい人は、10回を1セットとしてのぼせない程度に行い、水分補給も忘れないようにしましょう。体の末端にまで血液や栄養が行きわたり、半身浴だと体が冷えてしまうという人も早く温まりを実感できます。
半身浴の仕上げには、肩までつかる全身浴でリラックス。なお、冬に半身浴を行う場合は、入浴前に浴室を十分に温めるとよいでしょう。また、浴槽のフタをしてお湯が冷めるのを防いだり、乾いたタオルを肩にかけたりするのも、冷えやすい人にはおすすめです。

短時間で温まる、高温反復浴

半身浴と並んで体が芯から温まり、冷え性改善に効果があるといわれる高温反復浴。42~43℃くらいの熱めのお湯に肩までつかる全身浴と休憩を繰り返す入浴法です。
やり方は、まず、5分間肩までつかり、汗が出たら湯船から出て、汗がひくまで5分ほど休憩。これを3回繰り返します。5分の休憩のときに体や髪を洗うとよいでしょう。
高温反復浴を1回行うと、200kcal~300kcalを消費するといわれているので、ダイエットにも役立ち、冬太り対策にもおすすめです。大量の汗をかくので、入浴前後にコップ1杯の水を飲んで、脱水症状を防ぎましょう。

「みかんの皮」で血行促進

冬といえば、コタツでみかん。このみかんをお風呂に入れて体を温めます。
みかんの皮には血行促進効果や保湿作用がある「リモネン」という精油成分が含まれていて、冬の入浴剤にぴったりです。また、みかんの皮を天日に干して乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」は、れっきとした漢方薬。老廃物を排出し、血のめぐりをよくするといわれています。
みかん風呂の作り方は、軽く洗ったみかんの皮を10枚程度、細かく切って布袋に入れてお湯に入れます、湯船につかりながら布袋をもむとさらに効果的。体がポカポカと温まるだけでなく、香り効果でリラックスでき、熟睡できます。また、皮膚の代謝がよくなるのでしっとりした美肌も期待できます。乾燥しがちな冬の季節にはうれしいですね。

協力/NPO法人 おばあちゃんの知恵袋の会 イラスト/霧生さなえ
※このコーナーでご紹介した内容は民間の伝承を中心としたもので、医学的・科学的に証明されたものではありません。

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