おばあちゃんの知恵袋

身近な食材でできる薬酒

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適度な飲酒は血のめぐりを良くし、ストレス解消効果もあると言われます。手作りの薬酒は、お酒に食材の薬効が溶け出し、健康増進に役立ちます。昔から、おばあちゃんたちは旬の食材を漬け込み、薬酒としてそのまま飲んだり料理の風味付けなどに活用していました。薬酒とはいえ、アルコールなので飲みすぎは厳禁。1日に盃1杯程度を目安にしましょう。適量を心掛ければ、まさに「百薬の長」になります。通常漬けて2~3ヶ月頃からおいしく飲めるようになり、数年間は持ちますが、カビが生えた場合は飲むのを止めるようにしましょう。

健康増進に~「ニンニク酒」

ニンニク独特のにおいは、アリシンという物質由来で食中毒やカゼの予防にも効果的です。またニンニクは滋養強壮のほか、疲労回復、不眠症、食欲不振などにも効果を発揮し、血圧降下作用も期待できると言われています。

● 作り方

ニンニク(200g)の外皮を取って小片に分け、水洗いをしてざるにとり、乾いたふきんでよく水気を拭き取ります。密閉できる瓶にニンニクを入れ、焼酎1.8ℓと氷砂糖200gを加えてよくかき混ぜます。冷暗所に2~3ヶ月置いて、あめ色になったらできあがりです。
臭いが気になる場合は、ニンニクを蒸したり焼いたりしてから漬け込むといいでしょう。

老化予防に~「クコ酒」

干しブドウのように甘いクコの実は、古来より親しまれてきた栄養価の高い漢方食材です。最近はスーパーなどで売っているところも多く、手に入りやすくなりました。
高血圧や動脈硬化、糖尿病のほか眼精疲労や美容にも効果的といわれています。ベータカロテンが豊富に含まれているので、老化を予防し免疫力を高める効果も期待できます。

● 作り方

密閉できる瓶にクコの実(乾燥)100gと砂糖50~100g、ホワイトリカー1ℓを入れてよく混ぜます。冷暗所に置いて、2~3ヶ月で飲めるようになります。

イライラ予防に~「青ジソ酒」

青ジソは、毒消しとして薬味に用いられるほど抗菌・解毒効果があります。細菌の繁殖を抑えたり、胃液の分泌を促して食欲を増進させてくれたりする日本のハーブの一つです。発汗、解熱などの作用があり、昔からかぜ薬としても使われていました。ビタミン類や鉄分も豊富なので貧血改善や、イライラした神経を鎮める作用もあるといわれています。

協力/NPO法人 おばあちゃんの知恵袋の会 イラスト/霧生さなえ
※このコーナーでご紹介した内容は民間の伝承を中心としたもので、医学的・科学的に証明されたものではありません。

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