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健康レシピ&ダイエット

食欲がイマイチな方に!夏バテ解消レシピ「なすの肉みそうどん」

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監修:管理栄養士 石川 有子

食べやすいものにひそむ、意外な落とし穴

夏の風物詩には、花火など楽しいものがたくさんあります。反対に、ありがたくないものの代名詞といえば、夏バテではないでしょうか。いくら食欲がわかないからといって、簡単なものだけで食事を済ませていると、十分な栄養を摂れなくなります。例えば、夏になると食べることが多くなる、そうめん。冷たくて、口当たりはさっぱりとして、ツルツルと食べやすい。おまけにのどごしも良いため、暑くなると毎日のように食卓に並んでしまうことも。でも、簡単なものだけの食事では、栄養が偏ってしまいます。特に、たんぱく質やビタミンなどが不足すると、疲労回復ができず食欲減退を招き、それによってまた栄養が不足して…、という「負の連鎖」にハマってしまい、夏バテをなかなか解消できません。今回のレシピ「なすの肉みそうどん」で負の連鎖から抜け出し、夏バテを吹き飛ばしましょう!

夏バテ解消の秘密は、肉みそにあり

肉みそに使用する豚ひき肉には、疲労回復に役立つとされるビタミンB1が含まれています。赤身のひき肉を使用すれば、カロリーも控えめ。にんにくと青ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進します。にんにく・しょうが・ねぎの香りは食欲をそそるため、食欲がわかないときにおすすめです。肉みそは作り置きしておけば、炒め物に入れたり、生野菜や豆腐に添えたりと、色々使えて重宝します。トッピングのきゅうりも、清涼感をもたせるポイントです。 なお、なすの皮には、ナスニンという栄養成分が含まれています。ナスニンにはコレステロール値を下げる働きがあるため、夏バテ対策だけではなく、動脈硬化や抗酸化作用による老化の予防効果も期待できます(※1)。

オススメレシピ

なすの肉みそうどん595Kcal(1人分換算)

材料(2人分)
なす1本
にんにく1/2片
しょうが 少々
玉ねぎ1/2個
青ねぎ1/2本
生しいたけ2枚
きゅうり1/2本
豚ひき肉150g
うどん(冷凍)2玉
サラダ油大さじ1と1/2
(調味料)
  • ・赤みそ大さじ2
  • ・酒大さじ2
  • ・砂糖小さじ1
  • ・トマトケチャップ大さじ1
  1. 1

    なすは、大きさをそろえてひと口大に切ります。表面積が大きくなるように乱切りなどにすると、味がよくしみ込みます。水につけてアクを抜き、フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れて熱します。水気を拭いたなすを軽く火が通る程度炒め、いったん取り出します。

  2. 2

    にんにく、しょうが、玉ねぎはみじん切りにします。青ねぎは小口切り、生しいたけはいしづきを取ってから3mm角に切り、きゅうりは千切りにします。
    ※きゅうりは斜め薄切りにしてから細切りにすると、皮の緑色がまんべんなく入るので、見た目がキレイです。

  3. 3

    フライパンに残りのサラダ油(大さじ1/2)を熱し、弱火でにんにく、しょうがを炒めて香りを出します。強火にし、豚ひき肉をほぐしながら、色が変わるまで炒めます。中火にし、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、生しいたけを加えます。調味料を加えて軽く水分をとばし、青ねぎ、1を加えます。

  4. 4

    うどんはたっぷりの湯でゆでて、冷水に取ります。
  5. 5

    器に水気を切った4を盛り、3をのせ、きゅうりを添えます。

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