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口内環境 注意報!

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なんだか最近、食べたものが歯の間にはさまる。以前はそんなことなかったのに……。そういえば歯医者さんにも長いこと行っていないし。お口の健康もそろそろ気にしたほうがいいのかな?

口の中は気になることだらけ

子どもの頃は歯科検診を受けていても、大人になってからも歯医者さんに行って定期的にチェックしてもらっているという人は意外と少ないのではないでしょうか。お口のトラブルというと虫歯を思い浮かべますが、虫歯以外にも、歯石、口臭、歯周病、歯の着色、知覚過敏、歯肉炎、口内炎、ドライマウスなど、お口のトラブルにはさまざまな種類があります。中でも歯周病は、成人の約8割がかかっていると言われ、30代後半以降に進行する場合が多いため、これまで口内の健康に注意を払ってこなかった人も、年齢とともにケアやこまめなチェックが必要です。6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」です。この機会に口内環境を見直しましょう。

20本以上の歯が健康の証

歯周病が怖いのは、なんといっても成人が歯を失う原因の第1位であることです。「8020運動(ハチマルニイマル運動)」という言葉を聞いたことがある人もいることでしょう。これは「80歳で20本以上の歯を残す」ことを目的に、国と日本歯科医師会の推進で始まった、定期健診やケアを促す運動です。
歯は最初に消化を行う臓器であり、また、味覚も歯が健康でないと感じることができません。成人には28〜32本の歯が生えていますが、そのうち20本以上残っていれば、食生活でほぼ満足が得られるとされています。歯を失わないことは、心身ともに健康であるための基本なのです。

進行する前にチェック&ケアを

もしかしたら、あなたの口内で歯周病が進行しているかも?そこで、まずは下のチェックでお口の状態を確認してみましょう。

  • 朝起きた時、口内がネバついている
  • 口臭がする
  • 歯と歯の間に食べ物がよくはさまる
  • 歯磨きの時に血が出る
  • 歯茎が赤く腫れている

ひとつでもあてはまるなら、お口の健康状態が悪化している可能性があります。歯周病を進行させないため、また、お口の病気がないかどうかを確認するために、定期的な歯科受診がオススメです。

こんな生活習慣にも要注意

歯周病の発症や進行は、生活習慣とも関係があります。歯周病の予防はていねいな歯磨きが基本ですが、同時に歯周病に悪い生活習慣を改めることも大切です。そこで、普段から気を付けたい生活習慣についてご紹介します

タバコを吸う

タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病リスクが2〜3倍になるともいわれます。タバコに含まれるニコチンや煙の成分の一酸化炭素には、血管を収縮させ血流を悪くする作用があり、歯肉への血液循環が悪化。喫煙中は歯周病の症状に気づきにくくなるため、気づいた時にはかなり進行していることも。

甘いものを食べ過ぎる

通常、唾液のpH(酸性・アルカリ性の度合いを示す尺度)は中性に保たれていますが、甘いものばかり食べているとpHは酸性に傾き、歯の表面にあるエナメル質が溶け出します。その結果、歯の内側がダメージを受けやすい状態になり、歯周病になりやすくなるのです。特に、1日中飴をなめている人は要注意です。

疲れやストレスを放置する

歯周病の原因となる歯周病菌は誰の口の中にもありますが、歯周病になる人・ならない人の大きな違いは免疫力です。免疫力は疲れやストレスがたまると低下しやすくなるので、疲れやストレスを感じたら放置せず、きちんと休むようにしましょう。普段通りブラッシングしても歯茎が腫れる時は、全身の免疫力が落ちている証拠です。

不規則な食事や偏った食事

時間通りに食べず間食が多くなると、口内が酸性に傾く時間が増え、歯周病になりやすい環境になります。また、栄養バランスの偏った食事は、免疫力を低下させるとともに、歯肉を構成する成分に必要な栄養が不足するため、歯周病が進みやすくなります。

大人こそ、お口の健康にもっと気を付けないといけないのね。
久しぶりに歯医者さんに行ってみようかな?

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