ツボ百科

歩き疲れに効くツボ

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外を歩くことが気持ちよく感じられるこの季節。外出も増え、「今日はたくさん歩いて疲れたな」なんて日はありませんか? 翌日に歩き疲れを残さないためのツボをご紹介します。

歩き疲れはなぜ起きる?

長い時間歩くことで、脚の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなります。血液の循環が悪くなると、筋肉に栄養が届きづらく、老廃物を回収しにくくなるため、疲労が回復できず、筋肉が突っ張ったり、だるさや重さを感じたりします。また、左右の骨盤が歪んでいたり、姿勢が悪い人は、歩くことで腰や背中などにも必要以上に負担がかかってしまうため、脚だけでなく体のあちこちの筋肉に疲労を感じることもあります。

歩き疲れを放っておくと?

疲れた筋肉をそのままにしておくと、血液の循環が悪いままの状態が続くため、筋肉の働きが衰え、疲れやすくなります。また、疲労が積み重なっていくことで、回復にも時間がかかるようになってしまい、慢性的な疲労感につながることも。

Let's ツボ押し!

足三里(あしさんり)

脚の筋肉の痛みやコリを解消してくれるツボです。松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも、「長歩きの疲れを癒すために三里のツボに灸をすえる」という意味の有名な一節があります。

足三里
場所
「足三里」は、膝下外側にあるツボ。簡単に探す方法は、親指と他の4本の指でL字を作り、親指を膝頭の上側にひっかけた時に中指の先辺りがあたる場所。
押し方
息を吐きながら、まずは10回程度、親指やボールペンの頭などで強めに押しましょう。
足三里

殷門(いんもん)

足のむくみ、だるさ、疲れに効果的なツボ。坐骨神経痛やこむらがえり、背中や腰の痛みなどにも効くといわれています。

殷門
場所
「殷門」は太もも裏のほぼ中央にあるツボ。ひざの裏側の真ん中と太ももの付け根の真ん中を結んだ、ほぼ中央あたりにあります。
押し方
息を吐きながらまずは10回程度、中指で押しましょう。「殷門」を押す時は、イスに軽く腰かけて行うのがおすすめ。自分で押しにくい場合は、床に座り脚を伸ばしてゴルフボールなどをあててグリグリ刺激してもよいでしょう。
殷門
監修/古賀直樹(こが なおき)先生

監修/古賀直樹(こが なおき)先生
鍼灸学士・カイロプラクター・整体師
明治国際医療大学 鍼灸学部・鍼灸学科卒。1998年、中野坂上治療院を設立。著書に『ツボ療法ツボ体操の健康読本』(秀和システム)など。

イラスト/堀川直子

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