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免疫力を上げるツボ

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急に肌寒さを感じはじめる今日この頃。気温の変化に体がついて行かず、調子がイマイチ良くない、という人も多いのではないでしょうか。過ごしやすい秋の気候から本格的な寒さへと移行するこの時期は、体調管理が難しく、ちょっとした油断が免疫力の低下につながってしまうこともあります。この季節を健康的に乗り切るためにも、免疫力をアップするツボを知っておきましょう。

免疫力の低下はなぜおこる?

免疫力とは、私たちの体に本来備わっている、体を守る防衛機能のことです。暴飲暴食などの食生活の乱れや、睡眠不足などによる疲労の蓄積と自律神経のバランスの乱れ、ストレスや加齢、そして寒さや乾燥などの外部的要因で機能が低下すると言われています。また、東洋医学的には、特に生命力の源と言われている「腎(じん)」の機能の低下が、免疫力の低下に深く関わっていると考えられています。「腎(じん)」は寒さに弱く、また「腎の気(じんのき)」と呼ばれるエネルギーは就寝中に蓄えられると言われているので、体を冷やさないこと、質の良い睡眠を心がけることが免疫力アップには大切です。

免疫力低下を放っておくと?

ちょっとしたことで疲れを感じるようになり、その疲れがとれず慢性的な疲労につながったり、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。また、病気やけがが治りにくくなるだけでなく、さらに悪化させてしてしまうこともあります。肌荒れや朝の目覚めの悪さも免疫力低下のサインの可能性もあるので、今回ご紹介するツボを押して免疫力をアップさせましょう。

Let's ツボ押し!

兪府(ゆふ)

兪府(ゆふ)

免疫反応をコントロールするTリンパ球を育てるツボ。

場所
鎖骨と胸骨の角にあるくぼみ。
押し方
息を吐きながら、片方のツボに親指を、もう片方のツボには他の4本の指をあて、痛気持ちいいくらいの強さで左右に揺らしながら10回程度押します。
兪府(ゆふ)

中脘(ちゅうかん)

中脘(ちゅうかん)

免疫機能の低下に深く関係する五臓六腑の健康を守ってくれるツボ。

場所
おへそから指6本分真上。おへそからみぞおちまでの中間くらいの位置です。
押し方
息を吐きながら、両手の中指の背側面を合わせた状態にして痛くない程度に10回押します。妊娠中の人は刺激を強くしないよう、ごく弱めにしましょう。
中脘(ちゅうかん)
監修/古賀直樹(こが なおき)先生

監修/古賀直樹(こが なおき)先生
鍼灸学士・カイロプラクター・整体師
明治国際医療大学 鍼灸学部・鍼灸学科卒。1998年、中野坂上治療院を設立。著書に『ツボ療法ツボ体操の健康読本』(秀和システム)など。

イラスト/堀川直子

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