ツボ百科

禁煙のツボ

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「タバコは健康にも美容にもよくない……」とわかっているけど、一度習慣になってしまった喫煙をやめるのも減らすのも難しいもの。「今すぐやめるのは無理」、「何度もチャレンジしたけどうまくいかない」という人が知っておきたいのが、禁煙を助けるツボです。タバコを吸いたくなったら、まずはこのツボを押すことから始めてみては?

タバコはなぜやめられない?

タバコに含まれるニコチンには依存性があり、これがタバコがやめられない主な原因です。脳内には、ドーパミンという物質があり、主な作用としては、快感を与える、意欲を向上させる、記憶力を向上させる、疲労感を減少させるなどの働きがあります。通常は、満腹感を得たり楽しいことをするとドーパミンが出ますが、タバコに含まれるニコチンには、このドーパミンを簡単に引き出す作用があります。つまりタバコを吸うことでニコチンが肺から血中に入り脳に到達し反応することで、ドーパミンを放出し、快感を生じさせるのです。やめてしまうと刺激が得られなくなり、その快感をまた味わおうとする結果、喫煙がやめられなくなるのです。

喫煙を続けるとどうなる?

タバコには化学物質が約4000種類含まれているといわれ、その中でも有害であるとわかっているものが200種類もあります。特に『ニコチン』、『タール』、『一酸化炭素』はタバコの3大有害物質。依存性のほか、胃の収縮力を低下させ吐き気や嘔吐を引き起こしたり、血圧上昇、全身の酸素欠乏などの影響を及ぼすと考えられています。
また、タバコが全ての原因ではないという研究もされているものの、タールなどの発がん性物質が含まれていることは事実で、肺がん、咽喉頭(いんこうとう)がん、食道がんなどのリスクを上げるとも考えられます。それ以外にも、心臓や血管への負担の増加、喉や気管支への刺激による咳、たん、ぜんそくなどへの影響、さらには、肌のシワ、肌荒れなど美容面にも影響を与える可能性があるといわれています。

Let's ツボ押し!

神門(しんもん)

神門(しんもん)

ストレスや依存によるイライラを緩和する作用があり、精神を安定させるため、禁煙中のイライラを和らげます。

場所
耳の上部にある一つ目の凹みの中心にあるツボ。
押し方
ツボを親指と人差し指でつまんで、左右それぞれまずは各10回から始め100回ずつを目指し、爪で耳を傷つけないようにグルグルと回しながら軽く引っ張る。これを1日5セット程度行う。回数が多いので、あくまでも軽い刺激で行って。
神門(しんもん)

肺(はい)

肺(はい)

気管支周辺の状態をコントロールする作用があるツボ。タバコを吸いたいという欲求を抑えます。

場所
耳の穴の横の広い部分の真ん中あたりの凹み。
押し方
ツボを親指と人差し指でつまんで、左右それぞれまずは各10回から始め100回ずつを目指し、爪で耳を傷つけないようにグルグルと回しながら軽く引っ張る。これを1日5セット程度行う。回数が多いので、あくまでも軽い刺激で行って。
肺(はい)
監修/古賀直樹(こが なおき)先生

監修/古賀直樹(こが なおき)先生
鍼灸学士・カイロプラクター・整体師
明治国際医療大学 鍼灸学部・鍼灸学科卒。1998年、中野坂上治療院を設立。著書に『ツボ療法ツボ体操の健康読本』(秀和システム)など。

イラスト/堀川直子

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