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口臭を抑えるツボ

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気温がぐんぐん上がり、汗をかくことが多くなる季節。油断をすると体の水分が不足し、口の中がカラカラになっているなんてことはありませんか?もちろん脱水症対策も必要ですが、そんな時にもうひとつ気をつけたいのが口臭です。口臭を抑えるツボで、乾いた口腔内を潤し、爽やかな息を保ちましょう。

口臭はなぜおこる?

口臭の原因として考えられる代表的なものが歯周病です。そのほかにも、虫歯の空洞や、歯のすき間に入り込んだ食べカスが腐敗して悪臭を放つ場合、舌の表面に付着した白や黄色の舌苔(ぜったい)がにおいを放つ場合など、口の中の不衛生な環境も原因になります。さらにこの時期注意したいのが脱水や唾液の分泌の減少による口の中の乾き。口腔内が乾くと、においを発生させる雑菌が繁殖しやすくなり、口臭につながります。また、冷房のきいた部屋にいつもいると自律神経のバランスが乱れ、唾液の分泌が減って口臭の原因になることもあります。口の中に原因があるもののほかにも、内臓機能の低下が原因で起こる口臭、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃腸の病気が原因であることも考えられます。

口臭を放っておくと?

口臭は、口内環境が乱れているサイン。常に口の中が乾燥していたり、不衛生な状態にしておくと、虫歯・歯周病のリスクが上がるだけでなく、虫歯が悪化し、肺炎、心筋梗塞、敗血症など命の危険を伴う病気に発展する可能性もあります。また、内臓機能が原因の口臭の場合は、放置すると胃炎などの病気が進行することもあるので注意が必要です。ツボ押しや口腔ケアを行っても口臭が改善されない場合は、医師に相談しましょう。

Let's ツボ押し!

上廉泉(かみれんせん)

上廉泉(かみれんせん)

口内の雑菌繁殖を抑え、においを予防する働きがある唾液の分泌を促進します。

場所
のどぼとけから指幅1本分上の顎を上げたときに少しへこむところにあるツボ。
押し方
「ハーッ」と息を吐きながら、苦しくない程度の力でゆっくり30回程度押します。強く押しすぎないよう注意して行いましょう。
上廉泉(かみれんせん)

大陵(だいりょう)

大陵(だいりょう)

胃の痛みや胃もたれ、口の乾きに効果のあるツボ。

場所
左右の手首の内側のシワのちょうど真ん中あたりにあるツボ。
押し方
左右それぞれ手首を握るようにして、親指で少し強めの力で各30回程度押します。
大陵(だいりょう)
監修/古賀直樹(こが なおき)先生

監修/古賀直樹(こが なおき)先生
鍼灸学士・カイロプラクター・整体師
明治国際医療大学 鍼灸学部・鍼灸学科卒。1998年、中野坂上治療院を設立。著書に『ツボ療法ツボ体操の健康読本』(秀和システム)など。

イラスト/堀川直子

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