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2016年 年頭所感

新年明けましておめでとうございます。

 

当社は、「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」で掲げられたジェネリックシェア60%以上という旧来の目標に対し、生産能力の増強はもちろんのこと、研究開発の人員増、製品開発の強化に取り組んでまいりました。その甲斐あって、昨年はラロキシフェン塩酸塩60mg錠「サワイ」等、当社1社のみが開発に成功した製品を上市し、また安定供給も実現することができました。

 

また11月には大阪府吹田市に新たな研究開発拠点として開発センターを稼働させ、研究開発力を一層強化する体制を整えました。現在、新薬メーカーより譲り受けた鹿島工場を増強するとともに、三田西工場の建設を進めており、本年以降の成長に向けた体制も目途が立っています。

 

しかしながら経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太方針2015)において、ジェネリックシェアを2017年央までに70%以上、2018年度から2020年度までの間のなるべく早い時期に80%以上という新たな目標が掲げられ、さらなる追加投資が必要な状況となりました。初収載ジェネリック医薬品の薬価引き下げ等厳しい環境ではありますが、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとしての安定供給責務を重く受け止め、積極投資を行うことで、今後訪れるジェネリック70%時代、その先の80%時代に応えていきたいと考えております。

 

本年も温かいご支援賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 澤井 光郎

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