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2018年 年頭所感

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年5月末に米国のアップシャー・スミス社を買収し、グローバル・マーケット進出の第一歩を歩みだしました。米国は世界一厳しい市場と言われていますが、販売価格や、市場への参入・撤退の自由度は高く、パイプラインの目利きしだいでは大きな成長が見込めると考えています。

 

一方国内では、薬価制度の抜本改革に向けた基本方針が昨年11月に示されました。ジェネリック業界では、今後の安定供給をより確かなものにするため、弊害が内在する3価格帯制度を銘柄別薬価に戻してほしいと要望しましたが、逆に発売後12年経過したものは1価格帯に集約されることになりました。

 

更に、新たに特許切れを迎える新製品の品目数減少、3年連続の薬価改定による販売単価下落など競争環境は益々厳しくなり、経営面では予断を許さない状況です。

 

しかしながら、ジェネリック医薬品80%時代にむけて、当社は生産設備投資の前倒しや一部製品の製造委託により、圧倒的かつ安定的な生産能力を築き上げることで、これまで以上に安心してサワイジェネリックを処方・調剤いただけるよう万全な供給体制を構築してまいります。今後も付加価値の高い、当社にしか開発できない製品を生み出すとともに、品質の高いサワイジェネリックを安定的にお届けし、日本の医療費の適正化に寄与していくことが沢井製薬の存在意義と考え、今後も一層努力してまいります。

 

本年も温かいご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役社長 澤井 光郎

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