ジェネリック事典 国のためにみんなで節約

国の医療費も減らせるってほんと?

教えてジェネちゃん

ジェネちゃんの解説

ひとりの負担も、みんなの負担も軽くなるんだよ。

もっと詳しく解説

医療費は、医療機関の窓口で支払う「負担額」の他に、国や地方の「税金」、国民保険組合・健康保険組合等の「保険料」でまかなわれています。少子高齢化が進む日本では医療費が年々増え続け、2017年度には43兆円を超えました。そのうち薬剤費は2割以上にもなり、2025年度には医療費が54兆円にもなると予測されています。国民が平等に保険に加入できる「国民健康保険制度」は、日本が誇る素晴らしい制度です。しかし、このまま医療費がふくらみ続けると、制度が維持できなくなってしまう可能性もあります。そこで、増え続ける医療費を節減する施策の1つとして、2020年9月までにジェネリック医薬品の普及率を80%とする目標が政府より出されています。

日本のジェネリック医薬品の普及率は現在約76%ですが、80%まで普及すると、国の医療費が年間約1.6兆円も抑えられるといわれています。自分の窓口負担だけではなく、国の医療費を抑えるためにも、ジェネリック医薬品は役立っています。

出典:厚生労働省

医療費の負担割合の図 「医療費を支えているのは、みんなが納める税金や保険料なんだね。」

出典:厚生労働省

地方自治体や企業の健康保険組合も、普及に取り組む

地方自治体や企業の健康保険組合でも、被保険者の皆さんの保険料を上げずに財政を健全化しようと、ジェネリック医薬品の普及に積極的に取り組むところが多くなってきています。ジェネリック医薬品に関する情報を発信したり、お薬をジェネリック医薬品に替えたらどれくらい安くなるかを知らせる通知を発行しているところもあります。

海外では広まっているの?

教えてジェネちゃん

ジェネちゃんの解説

海外でもジェネリックが主流。普及率が90%以上の国もあるよ。

もっと詳しく解説

世界でもジェネリック医薬品は一般的なお薬で、WHO(世界保健機関)も使用推進を提唱しています。イギリス、ドイツ、フランスなどの医療先進国でも、普及率が70%を超えていて、アメリカでは90%がジェネリック医薬品です。

これらの国は、日本よりもずっと前から医療費の節減が課題となっていたため、医療費の節減に効果のあるジェネリック医薬品が普及しました。日本でも少子高齢化で増え続けている医療費を抑えるために、2020年9月までに普及率を80%以上にする取り組みが進んでいます。

出典:厚生労働省

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