沢井製薬のジェネリック医薬品について その他の取り組み
患者さんにお薬をお届けするまでに、沢井製薬が進めている取り組みをご紹介します。
包装の取り組み
患者さんや医療関係者の皆さまから寄せられた声を集め、より扱いやすいパッケージにするための取り組みを積極的に行っています。
患者さんのための工夫
折り曲げて錠剤が取り出せるパッケージ
ある骨粗しょう症の治療薬で、手の力が弱い患者さんが少ない力でも錠剤を取り出せるように、折り曲げて錠剤が取り出せるパッケージを開発。このパッケージは、日本包装技術協会主催の「2018日本パッケージングコンテスト」でアクセシブルデザイン包装賞を受賞したほか、「WorldStar Awards」や「Asia Star 2018 Awards」も受賞しました。
お薬の飲み忘れを防ぐ表示の工夫
たとえば、4週に1回1錠服用するお薬には、お薬を飲む日を記入する欄や、服用日を忘れないようにカレンダーに貼ることができるシールを備え付ける工夫を施しています。
PTPシートを薄くする取り組み
あるパーキンソン病の治療薬で、手の震えなどの症状がある患者さんが小さい力でも錠剤を取り出せるように、従来のものに比べて薄いPTPシートの開発に成功しました。
お薬の品質を維持するには防湿性も必要であり、取り出し性と防湿機能を兼ね備えた当社における最薄防湿PTPシート※を実現しています。また、PTPシートを薄くすることで、使用するプラスチックの量を減らすことができ、温室効果ガスの排出量を減らす等、環境負荷の低減にも貢献しています。
このPTPシートは、日本包装技術協会主催の「2024日本パッケージングコンテスト」にてアクセシブルデザイン包装賞を受賞したほか、アジア包装連盟主催の「Asia Star 2024 Awards」のCONSUMER PACKAGE部門でアジアスター賞も受賞しました。
住友ベークライト株式会社との共同開発
医療関係者の皆さまのために扱いやすさを追求した包装の工夫
調剤時の取り違いを防ぐための工夫
調剤時によく似た名前の製品を取り違えてしまうことがないように、開封した時にすぐ目に入る部分に「類似名あり」と表示し、取り違えに対する注意を喚起するようにしています。また、取り違え防止のために個装箱の配色を工夫する等、医療過誤防止のための取り組みを積極的に行っています。
クラッシュ機能付き個装ケース
ワンアクションで減容廃棄(体積を減らして廃棄)できる解体しやすい包装箱を開発。廃棄時間の短縮や、少ない力で押しつぶすことができる容易さなど、医療関係者の利便性を考え、設計しています。
関連コンテンツ(医療関係者の皆さま向け)
医療関係者向け総合情報サイト「sawai medical site」では、医療関係者の皆さまへさらに詳しい情報をご提供しています。沢井製薬の包装についての取り組みを、ぜひご覧ください。
折り曲げて錠剤が取り出せるパッケージ
ある骨粗しょう症の治療薬で、手の力が弱い患者さんが少ない力でも錠剤を取り出せるように、折り曲げて錠剤が取り出せるパッケージを開発。このパッケージは、日本包装技術協会主催の「2018日本パッケージングコンテスト」でアクセシブルデザイン包装賞を受賞したほか、「WorldStar Awards」や「Asia Star 2018 Awards」も受賞しました。

お薬の飲み忘れを防ぐ表示の工夫
たとえば、4週に1回1錠服用するお薬には、お薬を飲む日を記入する欄や、服用日を忘れないようにカレンダーに貼ることができるシールを備え付ける工夫を施しています。
PTPシートを薄くする取り組み

あるパーキンソン病の治療薬で、手の震えなどの症状がある患者さんが小さい力でも錠剤を取り出せるように、従来のものに比べて薄いPTPシートの開発に成功しました。
お薬の品質を維持するには防湿性も必要であり、取り出し性と防湿機能を兼ね備えた当社における最薄防湿PTPシート※を実現しています。また、PTPシートを薄くすることで、使用するプラスチックの量を減らすことができ、温室効果ガスの排出量を減らす等、環境負荷の低減にも貢献しています。
このPTPシートは、日本包装技術協会主催の「2024日本パッケージングコンテスト」にてアクセシブルデザイン包装賞を受賞したほか、アジア包装連盟主催の「Asia Star 2024 Awards」のCONSUMER PACKAGE部門でアジアスター賞も受賞しました。
住友ベークライト株式会社との共同開発
調剤時の取り違いを防ぐための工夫
調剤時によく似た名前の製品を取り違えてしまうことがないように、開封した時にすぐ目に入る部分に「類似名あり」と表示し、取り違えに対する注意を喚起するようにしています。また、取り違え防止のために個装箱の配色を工夫する等、医療過誤防止のための取り組みを積極的に行っています。

クラッシュ機能付き個装ケース
ワンアクションで減容廃棄(体積を減らして廃棄)できる解体しやすい包装箱を開発。廃棄時間の短縮や、少ない力で押しつぶすことができる容易さなど、医療関係者の利便性を考え、設計しています。

関連コンテンツ(医療関係者の皆さま向け)
医療関係者向け総合情報サイト「sawai medical site」では、医療関係者の皆さまへさらに詳しい情報をご提供しています。沢井製薬の包装についての取り組みを、ぜひご覧ください。
製剤研究における生成AI活用の取り組み
製剤研究において、社内ナレッジを活用するための生成AIの開発を進めています。「豊富な知識を誇る“ベテラン社員”のような生成AI」を目指し、社内の文書や報告書、医薬品に関するさまざまな情報をデータベース化。生成AIがその情報を参照し、文章としてアウトプットすることで、知りたい情報を分かりやすく得られる仕組みです。
たとえば、「ある薬について、溶解性の改善に関するアイデアが欲しい」とチャットで入力すると、生成AIがその意図を理解し、データベースから適切な医薬品情報を選択。すぐに過去の検討事例や参考データをまるで人が書いたような文章で示してくれます。
この取り組みによって、生成AIが研究員に対して補助的に知識を与えてくれ、大幅な業務の効率化が期待できます。

