変化を巻き起こすような、これからの沢井製薬を築きたい。

2005年入社 薬学研究科卒業

研究開発本部 物性研究部

医療に貢献し研究者としての夢も叶える。

私は、医師だった父から日々病気と向き合う患者さんの話を聞いて育ちました。24時間365日、いつも患者さんのことを考えていた父の影響は大きく、幼い頃から将来は医療の道に進むと決めていました。医師や薬剤師など、様々な選択肢がある中、私が選んだのは、製薬会社の研究者になることでした。研究者であれば、自分が携わった薬一つで間接的とはいえ何百万人という患者さんを救うことができる。父のように、目の前の一人に貢献することも尊い仕事ですが、私は薬が持つ無限の可能性を通して医療に携わりたいと考えました。同時に、研究者を目指す以上、自分が携わった研究の成果を一つでも多く世の中に出したいという思いもありました。私にとって、「患者さんへの貢献」と「研究者としての夢」を同時に叶えられる企業が沢井製薬でした。第一に沢井製薬が掲げる企業理念。「なによりも患者さんのために」という言葉は、私が理想とする医療に携わる者の在り方そのものでした。そして、圧倒的な開発品目数。特定の疾患に限らず、あらゆる領域の薬の研究開発に携わることができる環境は、研究者にとってこれ以上ないものに思えました。

新たなチャレンジへの勢いがプロジェクトを推し進める原動力に。

新たなチャレンジへの勢いが
プロジェクトを推し進める原動力に。

いま所属する物性研究部では、開発品目の品質を評価するための試験方法を確立させる研究を行っています。医薬品はクリアすべき品質の項目が国によって定められていますが、それを評価する方法は一つとは限りません。もし評価系を確立できなければ、開発そのものが立ち止まってしまうため、必ず答えを導き出さなければならない。そうした緊張感の中で、適切な評価系を確立できた時が、研究者として一つの達成感を味わえる瞬間です。これまで多くの品目を世の中に出してきましたが、最も心に残っているのは米国市場参入のためのプロジェクトに携わったことです。沢井製薬初となる海外に向けた品目の開発だったため、米国ではどのようなデータが求められるのかゼロから手さぐりでプロジェクトを進める必要がありました。もう一つ頭を悩ませたのは、コミュニケーションの違い。日本であれば、お互いに空気を読み合いながら物事を進めますが、米国ではこちらが黙っていると、どんどん相手の都合で物事が決められてしまう。自ら手を挙げてプロジェクトに参加したことを、本気で後悔した日が幾度となくありました。そんな私を支えたのは、この経験を通して、研究者としての幅を広げたいという強い思いでした。最終的に、各部門から参加しているメンバーが力を合わせることで、FDA*1への承認申請までこぎつけることができました。メンバー自身の力はもちろんのこと、沢井製薬にある新たなチャレンジへの勢いが、プロジェクトを推し進める追い風となったように思います。

*1FDA:U.S. Food and Drug Administration(米国食品医薬品局)の略。アメリカにおける「食品、薬品および化粧品に関する法律」の施行に携わる機関。

研究者としての原点を忘れず、次の時代を築いていく。

研究者としての原点を忘れず、次の時代を築いていく。

このプロジェクトを通して、私は研究者としての原点に立ち返ることができました。「目の前に課題があるなら、自分で解き明かそうとするのが研究者だ」。入社して間もない頃、壁にぶつかり「どうすればいいでしょうか」と答えを求めた私にかけられた一言です。誰かが教えてくれると待っているのではなく、分からないなりに考え、答えを導き出すこと。既成概念に捉われず、ヒントをあらゆる情報から探索すること。変化に対し、柔軟であることも必要です。
これから、私たちは米国市場参入、グローバル展開という新たなステージに向かって突き進んでいきます。それは、意見を言わないと損をするのが当たり前の世界に、自分たちの環境が変わっていくということです。沢井製薬には、若手から経験豊富な研究員まで、経歴や肩書を問わず自由に意見交換し合える土壌がある。私はこれまでの経験を後輩に引き継ぎ、どんな環境でも自分たちの研究を前に進められるような豊かな土壌を育てていきたい。チャンスは自ら掴むものですから。私たちの手で、変化を巻き起こせるような、次の時代を築いていきたいと思います。

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