他の追随を許さない、
確かな品質への道筋を
築いていきたい。

2013年入社 薬学部卒業

生産本部 関東工場 品質管理部

自分の分身として、
一人でも多くの患者さんに医薬品を届けたい。

幼い頃から、同じ丸い形でも熱を下げたり、喉の痛みを抑えたりする薬は不思議な魔法のようなものだと感じていました。モノ作りが好きだった私は、その薬がどのようにして作られるのか知りたいという思いを持ち薬学部へと進学。薬剤師として臨床の現場で患者さんに貢献する道もある中、製薬会社への道を選んだのは、実務実習での出来事がきっかけでした。病院での実習中、ある患者さんが経済的な理由から治療方針の変更を主治医の先生にお願いしている場面に遭遇したのです。その患者さんは、ふと目があった私に、「しょうがないよ」と気丈に振る舞っていましたが、本当はベストな治療を選択したかったはず。どんなに良い薬があっても、使ってもらえなければ患者さんには貢献できない。そう考えたとき、ジェネリック医薬品の存在意義を強く感じました。生産技術職を選んだのは、やはりモノ作りをしたいという思いがあったからです。沢井製薬では、幅広い疾患の製品を扱っており、毎年十数品目の新製品が発売されます。それだけ多くの製品があるということは、携わった製品を自分の分身として、いま生きている患者さんの元に数多く届けられるということです。一つでも多くの製品を確実に世の中へ送りだすことで、あの時は何も出来なかった患者さんへの貢献を果たしたい、そう心に刻み、入社を決めました。

モノ作りという共通の行為で繋がっている。それが工場の魅力。

モノ作りという共通の行為で繋がっている。
それが工場の魅力。

私は入社以来、一貫して品質に関する業務に携わってきました。これまでで最も大きなターニングポイントは、最初に配属された大阪工場から関東工場へ異動となったことです。同じ品質に関する業務でも、大阪工場で担当していたのは品質保証。GMP*1という基準を順守しつつ医薬品が製造されているかを管理するのが主な業務でした。現在の私が携わっているのは、品質管理。工場に入荷する原料はもちろんのこと、製造途中の中間製品、最終製品から包装資材に至るまで、一つの製品が出来上がるのに必要なあらゆる材料の品質をチェックします。その中で、いまは主に包装資材のサンプリングを担当しています。このように話すと、異動によって仕事が変わり、ゼロからのスタートになるのではと思われることもありますが、私自身はそう感じたことはありません。もちろん、業務が変われば新しく覚えることもあり、職場環境も変わると最初はエネルギーを使います。ですが、だからこそ自分に返ってくるものも大きい。それは、工場での業務は、医薬品を製造するという共通の行為によってすべてどこかで必ず繋がっているからです。異動を自分の糧とし、日々私の中で製造に関わる引き出しを増やしていくような感覚です。その引き出しを使いこなせるかは自分次第。次のステージを目指し、常に引き出しの中をアップデートしながら、中身も充実させていくことが大切です。

*1 GMP:Good Manufacturing Practiceの略で医薬品及び医薬部外品の造管理及び品質管理の基準として定められたもの。

医薬品の品質とは作りこむもの。そのレールを自分が整えていく。

医薬品の品質とは作りこむもの。
そのレールを自分が整えていく。

医薬品の製造において、「品質とは作りこむものだ」。それは、私が大阪工場に所属していた頃の上司から教わったことです。例えば、不良品として目の前にあるノートに何かインクが付いて汚れていたとします。大抵の場合、そのページを破いて捨ててしまえば終わりますが、医薬品だとそうはいきません。何のインクなのか成分を徹底的に調べ、どのようにインクが付いたのか経路を検証し、同じ医薬品で他にはインクが付いていないかも徹底して調査し、原因を究明して報告。そこまでして、初めて目には見えない医薬品の品質が保たれるのです。それが人の命を支えるモノを扱う私たちにとっての当たり前なのです。ですから、作られたモノの品質を見ることに留まらず、不良品が出ないように正しい品質にたどり着くためのレールを考え、整えていく必要があるのです。これが、当時大阪工場の工場長から話を聞き、私がたどり着いた「品質とは作りこむもの」の境地です。品質保証と品質管理、二つの業務を経験することで、レールを敷くための多角的な視点を持つことができました。まだまだ学ぶことは多くありますが、いまの部門でしっかりと土台ができたら、製造の現場や技術的な業務も経験したい。モノ作りの世界は想像以上に広く、奥が深いものです。自分でその世界の奥深くまでたどり着き、ひとつ上の品質を一人でも多くの患者さんに届け続けられる確かな道筋を築き、工場長や上司、先輩を超える存在になれるよう成長していきたいです。

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