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ジェネリック医薬品の新製品9成分15品目を発売 骨粗鬆症治療剤「ラロキシフェン塩酸塩錠」初のジェネリックを1社単独発売

沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎)は、本日12月10日に、ジェネリック医薬品9成分15品目について薬価基準への収載が官報告示されたことをお知らせいたします。薬価基準収載の適用日である明日12月11日以降、順次発売を開始いたします。


新製品の発売により、沢井製薬が取り扱う製品ラインアップは278成分672品目となります。
今回初めてジェネリック医薬品が発売される成分は、「ラロキシフェン塩酸塩」、「アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物(配合剤)」、「バルサルタン・アムロジピンベシル酸塩(配合剤)」、「塩酸セルトラリン」の4成分です。


増大する医療費節減のために、骨太方針において「ジェネリック医薬品のシェアを2017年央までに70%以上、2018年度から2020年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上」とする目標が掲げられ、ジェネリック医薬品へのニーズはさらに高まっています。新製品をはじめとする、全てのサワイジェネリックを、求められる患者さんや医療関係者へお届けすべく取り組んでまいります。


※複数の成分が含まれる配合剤の成分数は、1成分とカウントしています。


◆新製品にかかるハイライト:

 

骨粗鬆症治療剤「ラロキシフェン塩酸塩錠」初のジェネリックを1社単独発売
「ラロキシフェン塩酸塩」は、骨粗鬆症治療薬の中でSERMというカテゴリに属する成分で、主に閉経後骨粗鬆症の治療に用いられています。今回ラロキシフェン塩酸塩錠に対する初めてのジェネリック医薬品として、沢井製薬1社のみが承認を取得し、『ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「サワイ」』を発売することになりました。SERM製剤としても初のジェネリック医薬品となります。
識別性向上、医療過誤防止のために、錠剤の両面に「ラロキシフェン・60」(有効成分名・有効成分の含有量)とレーザー印字を行うとともに、PTPシート(錠剤が入っている包装)には「骨粗しょう症の薬」と薬効を表示し、骨をイメージしたデザインとしました。

 

新製品「セルトラリン錠」より順次、新バーコードへの対応を開始
流通の安定化や近代化を目指し、医薬品産業強化総合戦略の重点項目の一つとして、「製造番号・使用期限の変動情報を含むGS1データーバー」(新バーコード)への対応が掲げられています。当社においても、新バーコードへ対応すべく準備を進めており、新製品「セルトラリン錠「サワイ」」より順次、対応を開始いたします。すでに発売している製品を含む全ての製品について、今後2年間で対応を完了させる予定です。
また当社が開発し、実用新案登録されている個装箱用の「切り離し両面カード」(実用新案第3189942号)により、表面へ新バーコード捺印スペースを確保するとともに、裏面には製品名を大きく記載できるため、従来どおり医療機関における調剤棚ラベルとしても活用いただくことが可能です。

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