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ジェネリック医薬品5成分10品目を新発売 先発品にはない50mg錠など患者さんに配慮したクロピドグレル錠を開発

沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎)は、本日6月18日(木)に官報告示されたジェネリック医薬品5*成分10品目について、明日6月19日(金)の薬価基準への追補収載後に、順次発売を開始いたしますのでお知らせいたします。

 

新製品の発売により、沢井製薬が取り扱う製品ラインアップは274成分657品目となります。また新製品の2016年3月期の売上高は、今年12月発売予定の製品と合わせ、20億円を計画しております。なお、今回初めてジェネリック医薬品が発売される成分は、「クロピドグレル硫酸塩」、「ナフトピジル」、「レトロゾール」の3成分です。

 

患者さんや国の医療費節減の観点から、ジェネリック医薬品の需要は近年急速に伸びており、今後もその伸びは続くものと予想されます。沢井製薬は全国6ヶ所の自社工場で安定供給に努め、高品質なサワイジェネリックを患者さんのお手元にお届けしてまいります。

 

*エスエーワン®配合顆粒T20/T25の成分は「テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム」(配合剤)で1成分とカウント。

 

◆新製品にかかるハイライト:

 

先発品にない「50mg錠」を開発、錠剤への印字、PTPシートへの薬効表示など
あらゆる面で患者さんのことを想い開発した「クロピドグレル錠」

 

抗血小板剤である「クロピドグレル錠」は医療現場において、1回服用量として、25mg錠(1錠中に有効成分が25mg含まれる錠剤)が2錠、処方・調剤されることがあります。そこで沢井製薬ではジェネリック医薬品として、先発品にはない「50mg錠」を新しく開発しました。これにより、調剤の簡便化に加え、従来1回に2錠服用していた患者さんが1錠で済むなど、服薬コンプライアンス向上、心理的負担軽減に寄与できると考えています。

 

さらに錠剤の両面に「クロピドグレル・50」(有効成分名・有効成分の含有量)と印字したり、PTPシート(錠剤が入っている包装)にはユニバーサルデザインフォントを使用し、製品名とともに、「抗血小板剤」という薬効を表示することで識別性を向上させるなど、あらゆる面から”なによりも患者さんのために”を考えた製品を開発しました。

 

 

◆6月19日に薬価基準へ追補収載される新製品(サワイジェネリック)

 

抗血小板剤
クロピドグレル錠25mg「サワイ」
クロピドグレル錠50mg「サワイ」
クロピドグレル錠75mg「サワイ」

 

前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤
ナフトピジルOD錠25mg「サワイ」
ナフトピジルOD錠50mg「サワイ」
ナフトピジルOD錠75mg「サワイ」

 

アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤
レトロゾール錠2.5mg「サワイ」

 

代謝拮抗剤
エスエーワン®配合顆粒T20
エスエーワン®配合顆粒T25

 

抗悪性腫瘍剤
オキサリプラチン点滴静注液200mg「サワイ」

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