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2022年度 入社式におけるトップメッセージ
沢井製薬株式会社（本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：澤井健造）は、本日4月1日、2022年度の新入社員83名に対し、入社式を開催いたしました。
代表取締役社長 澤井 健造のメッセージ要旨
入社おめでとうございます。約2年間、新型コロナウイルス感染症下で満足いく学生生活を過ごせず、様々な苦難があったと察します。それを乗り越えて本日を迎えられた皆さんに、心から敬意を表します。皆さんはジェネリック医薬品のリーディングカンパニーに入社されました。ジェネリック医薬品の存在意義は何か、業界の課題や問題など、様々なテーマを今後の社会人生活を通じて学んでください。
今日から社会人としてのスタートですが、仕事で過ごす時間は1日の1/3以上です。それほどの時間を費やす仕事で喜びや満足感を得ることができるか、そのために何が必要かを考えてください。この世に生を受けた私たちは、家族のみならず様々な社会やコミュニティとつながり、時には助け合って存在しています。だからこそ、自己満足で終わってはいけません。自分以外の誰かの人生や何かに、喜びや安心を与えているか、必要とされているか、役にたっているか、それが大事です。自分がなくてはならない存在だと思えた時に、自分の人生がより光り輝くのです。
新型コロナウイルス感染症拡大に加え、昨今では天災や人災等、不確実性が高く人類の存亡に関わるような出来事が頻発しています。これから先、もし判断に迷う事があれば、自分は何故この世に生まれ、何のためにこの仕事をして、何を大事にしているのか、この思いに立ち返って物事を判断してください。そうすれば予期せぬことが起こったとしても、自分がなすべきことは自ずと決まってきます。その道標になるものを持ってください。
ジェネリック医薬品は、今やすべての患者さんにとって、日本国民にとって最も身近でなくてはならない存在になりました。真心のこもった高品質なジェネリック医薬品を安定供給することが私たちの仕事です。社会の、患者さんの役にたっていると実感した時に、何事にも代えがたい喜びを感じることが出来るはずです。皆さんが今日のこの日を迎えるまでに、ご両親をはじめ多くの方々の助けがあったと思います。その方々への感謝の気持ちを忘れずに人生を過ごしてください。
喜びや、時には苦しみも皆さんと共有しながら、ともに頑張っていきましょう。