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当社の最薄防湿PTPシート開発に関するお知らせ

沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:木村元彦)は、ジェネリック医薬品の錠剤やカプセルなどの包装で使用するPTPシートにおいて、当社における最薄防湿PTPシートを開発し、2024年6月以降発売の当社一部製品にて採用することをお知らせいたします。

 

この取り組みは、患者さん、医療従事者の取り扱いやすさと環境負荷低減を実現する当社のサステナビリティ基本方針に基づき、PTP用包材として高度なフィルム製造技術、品質管理技術を保有する住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)と協業することから生まれました。当社では、環境負荷低減のため、医薬品の包装に使用するプラスチック量の削減について、過去から検討を進めていました。2015年にSDGsが採択され、持続可能な開発目標が掲げられましたが、2016年3月から薄肉防湿PTPシートの開発企画を行い、試作検討を重ねてまいりました。今回、開発した当社における最薄防湿PTPシートは厚みが165マイクロメートルとなり、従来のものと比べ、50マイクロメートル(約23%)の薄肉化に成功しました。

 

この結果、1シートあたりに使用するプラスチック量を約22%削減するほか、高防湿な性能を保ったまま錠剤の取り出しやすさにもつながることが期待できます。2024年6月の新製品において、本PTPシートを用いることで、従来品比24%の温室効果ガス排出量削減(※1)となる見込みです。

 

(※1)データ提供元:住友ベークライト株式会社

 

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