誠実で勤勉であること 健康経営の取り組み

健康経営の基本方針

沢井製薬は、行動基準に基づき、従業員の「心身の健康づくり」に取り組みます。

行動基準 第4章 4. 安全で衛生的な職場環境づくり

「より良い医薬品は心身ともに健康的な職場から生まれる」という考えのもと、ハラスメントがなく、安全で衛生的な職場環境を整えます。

健康経営の目的

健康診断やストレスチェックの実施等を通じて、従業員の抱える健康課題を会社および従業員の双方が把握し、対策をとることで、従業員の心身の健康を維持・増進しています。会社は従業員が心身共に健康に勤務をし続けられる環境を整備することにより、一人ひとりの能力が最大限発揮され、会社全体のパフォーマンスが向上することを目指しています。

健康経営の推進体制

当社は健康経営の基本方針に基づき、人事部、各事業所の管理課、看護師・保健師、産業医が連携し、健康経営を推進するための施策の検討・企画・推進をしています。また、主要事業所では安全衛生委員会を毎月開催し、各職場の代表や産業保健スタッフらが会社代表と共に議論を交わすことにより、従業員全員が安心して働ける職場環境づくりを推進しています。

健康経営で取り組んでいる内容

1.傷病の早期発見、重症化予防

2022年度の従業員の定期健康診断の受診率は100%となっています。健康診断の結果は産業保健スタッフ(産業医や保健師・看護師)が確認し、ハイリスク者に対しては精密検査の受診勧奨や保健指導を実施しており、生活習慣病の予防、重症化予防につなげています(精密検査受診率40.4%、適性体重率65.4%)。

また、喫煙による健康被害の防止のために、社内では敷地内全面禁煙や、禁煙に関する費用の補助等の施策を実施しており、喫煙率は13.2%と低い数値となっています。
それ以外にも体力づくりやけがの予防の観点から、各拠点でフィジカルヘルスセミナーや、握力測定などを実施し、従業員のヘルスリテラシーの向上と行動体力の維持・増進を目指しています。

2.メンタルヘルス対策

ストレスチェックを毎年実施しており、メンタル面の健康の維持・増進のために活用しています。高ストレス者には産業保健スタッフによる面談等を実施し、メンタル不調の早期発見・予防に努めています。また、集団分析により高ストレスと判定された職場に対しては、所属長に対して人事・労務担当者や産業保健スタッフによる面談を行うなどの職場環境改善を実施しています。

また、ストレスチェックの結果や、長期休業者の傾向などを分析し、現状の課題を踏まえた上でラインケア研修やセルフケア研修を毎年企画・実施し、従業員が安心して働ける職場づくりをしています。

上記のような取り組みにより、ストレスチェックはとても高い受検率を維持しており(2023年度:98.3%、前年比+0.06%)、高ストレス者率は減少しています(同:14.0%、前年比-1.5%)。
また、ストレスチェックではプレゼンティーズムも同時に測っており、直近の活性度(生産性)指数は2021年が83%、2022年が84%、2023年は83%となっています。

3.女性特有の健康課題に関する対策

沢井製薬では多くの女性従業員が活躍しており、女性特有の健康課題を解決することは重要な課題となっています。そこで女性従業員や、部下に女性従業員がいる管理職を対象として、女性特有の健康課題に関する研修を実施しており、社内において女性特有の健康課題に関する理解を深めることで、女性従業員が自らの健康に配慮してセルフケアを実施することや、上司が部下をサポートするための知識の向上を実現し、女性が心身ともに健康に働き続けられる職場環境整備を目指しています。

4.安全な職場づくり

従業員が安心・安全に勤務するために、労働災害の抑止に取り組んでいます。労働災害が発生した場合には、原因を特定した上で再発を防止するための対策を講じるとともに、それらの内容を他拠点に水平展開し、各拠点の安全・衛生委員会等で周知することで、労災の発生を予防し、ゼロ災の実現を目指しています(2022年度労災度数率:0.96%)。

ページトップへ