本文へスキップ

サワイの今

私たち沢井製薬は、医療用医薬品メーカーとして半世紀以上にわたり、真心をこめた高品質なジェネリック医薬品を通じて、社会に貢献してきました。 高品質、かつ安価で製剤工夫のされたジェネリック医薬品は、これから超高齢社会を迎える日本国内において、ますますニーズが高まってきています。
「なによりも患者さんのために」というスローガンのもと、沢井製薬はジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして、人々の健康に貢献していきます。

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品とは

医薬品には医療機関で医師の診察を受け、処方・調剤してもらう「医療用医薬品」と薬局やドラッグストアで購入できる「一般用医薬品(OTC医薬品)」の2つに分けられます。

さらに「医療用医薬品」は「新薬」と「ジェネリック医薬品」の2つに分類されます。新たに開発され、世の中に最初に提供される医療用医薬品は新薬と呼ばれます。新薬は開発に多額の費用と期間を要するため、開発したメーカーは特許を取得し、独占的に販売します。 そして、その特許が切れた後、同じ有効成分を使って、その他の会社が開発を行い、厚生労働省に同等の効き目だと認められた医薬品が「ジェネリック医薬品」と呼ばれます。

ジェネリック医薬品の特徴とは

ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分を使って開発されるため、開発期間が短く、開発費が抑えられます。これが、ジェネリック医薬品が低価格な理由です。もちろん、品質や効き目、安全性は同等と厚生労働省に認められたものだけが販売されますので、安心してお使いいただけます。

さらに、新薬が出て20年ほど経過してから研究・開発されるため、水なしでも飲めたり、苦みを抑える等の付加価値製品を開発できます。これまでにない付加価値があって、それでいて低価格。これがジェネリック医薬品の特徴です。

なぜジェネリック医薬品が必要?

日本の医療費は年々増え続け、2022年度には46兆円を超えました。そのうち、医薬品に関する費用はその約2割、9兆円程度です。医療の高度化、高齢化社会がその要因と言われていますが、このまま医療費が増え続けると、国民皆保険制度の維持が難しくなります。増え続ける医療費を節減する施策の1つとして期待されているのが、ジェネリック医薬品です。

日本のジェネリック医薬品の普及率は現在85%。これによる医療費節減効果は約1.3兆円とされています。

出典:厚生労働省
・ 「令和4(2022)年度国民医療費の概況(PDF 991KB) 」
・ 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会「薬剤費等の年次推移について(PDF 669KB) 」
・ 「令和7年度薬価基準改定の概要(PDF 961KB) 」

業界をリードする沢井製薬

沢井製薬は、かつてジェネリック医薬品がほとんど知られていなかった時代から、粘り強くその啓発活動に取り組んできました。また、政府の促進策によるジェネリック医薬品の需要拡大を見据えて実施した生産設備や人員等の先行投資が功を奏し、着実に成長してきました。

ジェネリック医薬品業界のリーディングカンパニーとして、真心をこめた高品質のサワイジェネリックを通じて、患者さんの負担軽減と医療費節減に貢献してまいります。

グラフ:サワイグループの売上実績およびジェネリック医薬品の普及率

サワイグループホールディングスのWebサイトに移動します。

沢井製薬の特長

安定供給力

販売品目数

800品目

2025年3月現在

生産体制

全国6工場

2025年3月現在

生産能力

205億錠/年

2025年3月現在

グループ会社を含む

研究開発力

研究開発費

122億円/年

2023年度実績

保有特許数

53

2024年3月現在

品質管理力

品質管理部門スタッフ数

430

2024年3月現在

製造所の監査数

153回/年

2023年度実績

原薬製造所・添加剤製造所・資材製造所・製剤製造所へ自社で実施している監査数

情報提供力

MR数

370

2024年3月現在

お問い合わせ対応数

46,400件/年

2023年度実績

患者さんからのお問い合わせに対応する「お客様相談室」と医療関係者の皆さまからのお問い合わせに24時間365日対応する「医療品情報センター」を設置

社会貢献力

販売錠数

157億錠/年

2023年度実績

医療費節減額

2,939億円/年

2023年度実績

長期ビジョン

より多くの人々が身近にヘルスケアサービスを受けられ、社会の中で安心して活き活きと暮らせる世界を創るために、サワイグループは、個々のニーズに応じた、科学的根拠に基づく製品・サービスを複合的に提供することで、人々の健康に貢献し続ける存在感のある会社になることを目指します。

事業展開略図: 疾患予防に対して健康食品事業を行う。診断・治療ではデジタル・医療機器事業を行う。治療ではジェネリック医薬品事業、希少疾患領域新薬開発事業を行う。

ジェネリック医薬品事業を中核に新規事業にも挑戦します。プライマリ領域において、予防から治療まで幅広い範囲で、薬剤治療に限らない選択肢を提供。また、これまでにない治療機会を提供すべく、希少疾患領域の新薬開発事業にも参入します。

サステナビリティ

なによりも、患者さんのために。そして、地球と社会のために。
私たちが医薬品事業においてもっとも大切にしていること、それは「なによりも患者さんのために」なることを考え、行動することです。私たちの製品を通じて、人々の健やかな暮らしとサステナブルな社会の実現を目指し、取り組み続けます。

沢井製薬のSDGsへの取り組み

SDGsのゴール3: すべての人に健康と福祉を

ジェネリック医薬品の提供という事業そのものが、病気でお困りの患者さんにとっての“希望”をつくることであると認識しています。そのため、まずは、生命にかかわる製品をつくっている企業であることが大前提にあり、「患者さんに不安を与えないよう」仕事そのものを誠実、丁寧に確実に行うことが「誰一人取り残さない」というSDGsへの対応の基本であると考えています。

一覧図:SDGsの17個のゴール

沢井製薬と社会との関わり

「なによりも患者さんのために」この理念を企業活動や製品に込めるには、社員ひとりひとりが自分らしく輝けること。誰もが自分の道を進むことができる、性別の壁のない社会に向けて。

誰もが自分の道を進むことができる、性別の壁のない社会に向けて。