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探求を重ね、理想の製剤を目指す。

S.M
製剤研究部 製剤Ⅳグループ
2021年 新卒入社

現在の業務内容と入社後に経験された業務内容を教えてください。

現在の業務内容は主に以下の4つです。
①新規開発品目の製剤処方・製造方法の設計(臨床試験および各種品質試験に適合するための製剤設計)
②新規開発品目の治験薬を含む安定性試験用3ロット製剤の製造(①で設計した製剤について、GMP下での製造)
③承認申請書類の作成(臨床試験および各種品質試験に適合した製剤の承認を得るための対応)
④新規開発品目の工場への技術移転(主に治験薬スケールから生産スケールアップに伴う対応)
その他にも新規製剤技術開発や特許出願、論文投稿、学会発表等を経験してきました。

現在の仕事のやりがい、面白さを教えてください。

なんといっても沢井製薬は国内トップレベルの開発品目数があり、その開発を若手の段階から任せてもらえることです。有効成分によって製剤設計のアプローチはさまざまであり、若いうちから主体的に研究させてもらえることは自身のモチベーションにも繋がりますので、大きなやりがいを感じています。また、開発品目数が多いことは幅広い製剤設計を知る機会にもなるため、日々の研究やディスカッションにおいても面白さを感じています。
主体的に検討を任せてもらえる一方、沢井製薬では約700品目を上市してきた経験値があるため、諸先輩方の強力なバックアップがあります。例えば検討方針を見誤ってしまうようなことがあっても、必要に応じてアドバイスをくださる環境が整っているため、比較的自由に自分の意思をもって研究が進められることが良いポイントですね。

あなたの職種では、どのような経験やスキル、マインドが求められますか? 

製剤研究部では得られたデータに対してメカニズムから深く考えられる人、また、データから根拠を持って誠実に説明するスキルが求められます。製剤研究は薬学だけではなく、物理化学・粉体工学等の知識も必要になりますので、バックグラウンドが必ずしも重要ではなく、科学的根拠を持って研究を進められるスキルの方が重要です。医薬品の開発においてさまざまなトラブルに直面することは往々にしてありますので、そのトラブルに対してどのように解決するかの計画力、それを実施するための推進力、他部署の人たちを巻き込む力も必要だと思います。
また製剤研究の世界も日進月歩で進んでおり、モダリティも変化しつつあります。沢井製薬では約700品目の成功体験がありますが、過去の事例を参考にするのみでは課題解決できないことも少なくありません。そのため、最先端の知識を自ら収集し、これまでのやり方に付加価値を付けて自発的に進めていける能力が、当部署において重要だと思います。

あなたが沢井製薬へ入社を決めた理由を教えてください。 

製剤研究はアカデミックな基礎研究とは違い、応用的な研究で面白そうだと感じていました。その中でも沢井製薬は多くの化合物を扱っており、主体的に研究を進められることを知ったので、興味を持ちました。私は仕事として研究をずっと続けたい思いがあり、就職活動を進める中で研究に対する考え方がマッチしたので入社を決心しました。実際に入社後は多くの開発品目を担当させていただき、非常に多くの経験を積ませてもらっています。
余談ですが、私の就職活動時はコロナ禍で最終面接まですべてリモートでした。会社としても初めての試みだったと思いますが、リモートでも関西特有のあたたかみが感じられたことも後押しでしたね(笑)。入社後も社内の人の良さは身に染みて感じています。

就職活動の際に検討していた業界、着目していたポイント、会社選びの軸を教えてください。

私は薬学出身ではなく、学生時代はタンパク質の立体構造解析と機能解析をテーマに研究を行っていました。大学選びの時から将来は人の役に立つ仕事がしたく、お薬を作りたいという思いがあって大学を選びましたので、就職活動も製薬業界にフォーカスしていました。就職活動をする中で自分がやりたいことは何か考えた時、“主体的に研究する”ということを大事にしていましたので、若手の段階からどれくらい主体的に進められるかが会社選びの軸にあったと思います。新薬メーカーも候補にありましたが、より多くの薬剤の開発に携われるということからジェネリック業界を選びました。

就職活動の時にやっておいてよかったこと(もしくは、やっておいたらよかったなと思ったこと)を教えてください。

目の前の研究に対してひたすら真摯に向き合い、研究プロセスにおける思考回路を養うことです。大学時代の研究室の先生からは自身の研究について世界中の誰よりも詳しくなることが重要と教わったので、それを常に意識しながら日々研究に励んできました。これによって情報収集能力、課題設定力、泥臭く研究を行う実行力が身についたのだと考えています。入社してからはこれらの能力はもちろん、さらに「量」と「質」も求められてきますので、大学時代に真摯に研究に向き合うことで研究者としての芽を出すことができたのは良かったと感じています。

今後の目標、キャリアプランを教えてください。

今後も製剤研究に対して業界の第一線を走るような研究者となっていきたいです。昨今のモダリティ変化に伴い、当社で扱う開発品目についても年々開発難易度が増してきています。私は開発難易度の高い製剤であったとしてもしっかりとメカニズムから理解し、より良い医薬品を提供していけるような、アカデミアと産業の両方の視点がある研究者になりたいと考えています。現状に慢心することなく日々新しいことを吸収し続けていき、当社の製剤研究力の向上、さらには業界の発展に貢献することができれば嬉しいです。

ある1日のスケジュール

  • 8:40 出社

    メールチェックや当日の実験スケジュールの確認。

  • 9:00 試作検討・実験開始

    より良い品質かつ製造効率が高く、付加価値のある製剤を開発することを目標に、日々実験に励んでいます。

  • 12:00 昼食

  • 13:00 実験の続き

    製造した粉体や錠剤の評価、分析を行います。

  • 16:00 データ整理

    資料作成。チームメンバーとディスカッションしたり、必要に応じて上長に報告・相談したりします。

  • 18:00 退社

    翌日の実験計画を立てて終了です。

最後に、業務の年間スケジュールで繁忙期の時期などあれば、時期と理由を教えてください。

毎年決まった時期に忙しくなるということはありません。
担当品目の数、開発ステージに依存しますので、繁忙期は不定期です。

※こちらの掲載情報は2026年8月末の情報です。

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