Kazaria®
Kazaria®とは 錠剤表面にさまざまな模様をつける技術
薬の製造工程の⼀つである打錠*の技術を応用。表面に細かな凹凸をつけた杵で圧縮することで、錠剤に模様をつける技術を開発しました。Kazaria®によって、何の薬かがわかったり、製造元を確認できるようになります。
臼の中に薬剤の入った粉末を充填し、上下の杵で圧縮することによって錠剤を製造する工程です。
Kazaria®誕生までのストーリー
01問題と課題
患者さんの不安を軽減する薬の表示方法はないか
外箱などの包装で見分ける方法や、錠剤への刻印・印刷といった方法は今までにもありましたが、錠剤そのものを見ただけでサワイの薬だとわかる技術を開発できないか、と考えていました。
02アイデアと技術化
打錠するときに、特殊な杵で錠剤に模様をつける
表面に細かな凹凸の模様をつけた杵で打錠することで、錠剤に模様を転写する技術を開発。凹凸のある部分と無地の部分との差によって模様が見える仕掛けです。
03可能になること
患者さんが不安なく薬を飲めるように
錠剤に直接模様をつけることで、そのものを見ただけでサワイの薬だとわかり、薬の偽造対策などにも活用できる可能性があります。
技術のポイント
ポイント01
錠剤そのものを見ただけで、サワイの薬だとわかる。
ポイント02
薬の偽造対策にも活用できる可能性がある。