Kazaria®カザリア

イラスト:模様が打錠された薬

Kazaria®カザリアとは 錠剤表面にさまざまな模様をつける技術

薬の製造工程の⼀つである打錠*の技術を応用。表面に細かな凹凸をつけた杵で圧縮することで、錠剤に模様をつける技術を開発しました。Kazaria®カザリアによって、何の薬かがわかったり、製造元を確認できるようになります。

01問題と課題

患者さんの不安を軽減する薬の表示方法はないか

イラスト:包装資材や錠剤への刻印・印刷の方法はあったけれど… 例えばホログラムシールを貼ったり開封したことがわかるシールなど

外箱などの包装で見分ける方法や、錠剤への刻印・印刷といった方法は今までにもありましたが、錠剤そのものを見ただけでサワイの薬だとわかる技術を開発できないか、と考えていました。

02アイデアと技術化

打錠するときに、特殊な杵で錠剤に模様をつける

イラスト:「模様をつけた杵で打錠すれば錠剤に模様を転写できるのでは!」表面に細かな凹凸の模様をつけた杵(たとえば市松模様やSWという文字など)で打錠すると模様が転写。同一表面に凹凸部分と無地部分が共存することで模様が視認できる
モリマシナリー株式会社との共同開発・共同出願
特許:特願2024-056208

表面に細かな凹凸の模様をつけた杵で打錠することで、錠剤に模様を転写する技術を開発。凹凸のある部分と無地の部分との差によって模様が見える仕掛けです。

03可能になること

患者さんが不安なく薬を飲めるように

イラスト:患者さんが薬を安心して飲んでいるところ

錠剤に直接模様をつけることで、そのものを見ただけでサワイの薬だとわかり、薬の偽造対策などにも活用できる可能性があります。

技術のポイント

イラスト:模様が打錠された薬を手に持っているところ

ポイント01

錠剤そのものを見ただけで、サワイの薬だとわかる。

イラスト:偽薬対策

ポイント02

薬の偽造対策にも活用できる可能性がある。

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